ハロー!タバタです。
2018年になって、新しい年の高速チケットを買うタイミングになりました。私は今年で日本に帰任する予定ですが、私が住んでいる国では年間パスのようなシールを車の窓に貼るシステムなので、帰国する時期までは必要なのです。
とはいえ、国によっては、そもそも高速料金のシステムが違うし、また最近はデジタル化も進んできました。今までヨーロッパ各国を旅行した際の経験と、今回調べた内容を、今後、車やレンタカーで旅行する方のために参考になればと思い、情報をまとめておきました。
これまで車で旅行した国
ヨーロッパは大陸で繋がっていますので、車で旅行できるのが良いですね。また、シェンゲン協定に加盟している国であれば、特に入国・出国審査等もありませんので、日本でいうと県外に行く感覚で国を跨いで行けます。昔の名残か検問所はあるけど、普通にスルー・・・みたいな、不思議な感覚です。
日本のような島国から来ると、最初はちょっと戸惑いますねw でも、慣れると旅行には最高です!ヨーロッパの高速料金はかなり安いですしね!車での旅行、オススメです。
ちなみに私がこれまで車で旅行した国は、
- ドイツ
- チェコ
- オーストリア
- スロバキア
- ハンガリー
- ポーランド
- スロベニア
- ボスニア・ヘルツェゴビナ(通っただけ)
- クロアチア
- イタリア
- フランス
- リヒテンシュタイン(通っただけ)
- スイス
です。結構行っていますねw これらの国の経験をまとめています!
高速料金の支払い方法について
まず、支払い方法について説明します。日本ではETCが主流になってきましたが、基本的に料金所で区間料金を払うタイプですね。対して、ヨーロッパでは大きく分けて、国により3つのシステムが存在しています。
- 原則無料(!)
- 料金所で区間料金を支払う(日本と同じシステム)
- 高速チケットを事前に購入する
この3つとなっています。タバタが冒頭言っていたのは3番のことですね。さて、ここからそれぞれのタイプと国について詳しく説明していきましょう。
高速料金が原則無料の国
一部区間や有料道路を除いて原則無料の国があります。かの有名なアウトバーンを有するドイツはまさにここに当てはまります。
タバタもドイツは何度か車で行きましたが、本当に無料でした。そして制限速度もないところがあります。運転には十分気をつけてください。ちなみに私は160キロが限界でした、怖いですw
スイスに行く際にリヒテンシュタインも通りましたが、ここも無料でした。しかし、すぐにスイスに入るので、あまり気にしなくても良いでしょう。
- ドイツ
- リヒテンシュタイン
料金所で支払う国
これは日本と同じシステムなので特に困ることもないでしょう。ただし、日本のように「高速に乗るときに、事前に券やチケットをもらい、降りるときに券を入れて、距離に応じて清算するシステム」と、「特に券やチケットもなく、いきなり料金所が現れて支払うシステム」の2つのパターンがあるので気をつけてください。特に、後者の場合は、料金所を最初に通ってないので支払うつもりがなかったのに、急に払わないといけなくなるので、財布が後部座席にあると厄介ですw 助手席に置いておきましょう。(フランスで多かったような気がします)
さて、私が旅行した国でいうと、以下の国が当てはまります。
- ポーランド
- クロアチア
- イタリア
- フランス
ポーランドはアウシュビッツに行ったのですが、一部無料の区間もあったようです。あまり頻繁に料金を支払った記憶はありません。
クロアチア、イタリア、フランスが該当するこのシステムは、やはり日本人としては慣れてるので、とても便利だった記憶があります。料金所での支払いは、クレジットカードを使える場合が多いのですが、念のために現金も用意して置いたほうが良いでしょう。また、ETCゲートもあるので、そこには入らないように注意が必要です!それぞれのゲートにある看板で、カードやお金マークがあるところに行きましょう。タバタが旅行した時は間違ったことはないので、注意していてれば問題ないかと思います。ただ、機械の故障が怖い人は、有人ゲートが良いと思いますが、私は特にトラブルにあったことはありませんw
事前に高速チケットを買う煩わしさはないので便利ですが、料金所が頻繁にあると、時間もかかるし、いちいち支払いをしなくてはいけなくて、めんどくさいのが少々難点です。そう考えると、次に書いているチケット購入システムもなかなか利点があります。
高速チケットを事前購入する国
私がよく行く国はこれに該当する国が多いので、タバタの中ではこれが主流ですw 事前に高速料金を支払い、チケットを購入し、高速道路に乗るというパターンです。なので、先に一回払っておけば、あとは乗り放題ということです。一番シンプルでわかりやすいですね。
このシステムをVignetteと呼んだりします。これは高速道路料金を支払った証として、Vignetteと呼ばれるシールを車のフロントガラスに貼ります。それであとは高速道路にどれだけ乗ろうが関係なし、ということです。簡単ですね!ただ、シールを貼ったり、後で剥がしたり・・・というのが面倒ということが難点なのですが。在住の方は毎年これをやらなければなりません・・・。
これに該当するのは以下の国です。
- オーストリア
- チェコ
- スロバキア
- ハンガリー
- スロベニア
- スイス
在住者の方は年間チケットを買いましょう。年始に買って、一年中何も気にすることなく乗り放題です。もちろん、旅行者向けに短期間のチケットも売っています。
下記に2018年の値段を国ごと、期間ごとに、まとめています。便利でしょうw 見たらわかるように、国によってバラバラです。
長期(1年) | 中期 | 短期 | ホームページ | |
オーストリア | 87.3 eur | 26.2 eur (2ヶ月) | 9.0 eur (10日) | asfinag.at |
チェコ | 1,500 czk | 440 czk (1ヶ月) | 310 czk (10日) | sfdi.cz |
スロバキア | 50 eur | 14 eur (1ヶ月) | 10 eur (10日) | eznamka.sk |
ハンガリー | 42,980 huf | 4,780 huf (1ヶ月) | 2,975 huf (10日) | toll-charge.hu |
スロベニア | 110 eur | 30 eur (1ヶ月) | 15 eur (7日) | dars.si |
スイス | 40 chf | – | – | ezv.admin.ch |
スイスに旅行に行った時なんか、1年チケットしかないんか!めちゃくちゃやな!って思いましたw まあそんなに高くないから良いですけどね・・・なんか損した気分。
ちなみにチケットを購入する場所ですが、大体国境付近で売っています。目立つ看板がついている売店みたいなところがありますし、またガソリンスタンドでも売っています。「highway stickerちょうだい、この期間で」と言えば通じるでしょう。英語が通じない場合は、事前にステッカーの写真をスマホにスクリーンショットで保存しておいて、見せましょうw
シールを貼ったり、剥がしたりがめんどくさい・・・と言いましたが、最近はデジタル化も進んでいます!これは、インターネットで購入・支払いして、車のナンバーを登録するだけでOK、というパターンです。スロバキアなんかはいち早くこのシステムを導入していますね。2018年からはオーストリアもこのシステムを始めました。居住者にとっては、これの方が楽ですね。毎回シールを貼ったり、剥がしたりしなくて良いですから。一度貼ったら、なかなかシールが取れないので・・・。
各国のホームページもつけておいたので、参考にしてください。今見たら、ハンガリーもEチケットになったみたいですね。なんでもインターネットで出来る便利な世の中になってきました!これが現代のテクノロジーだ!
まとめ
こんなにたいそうな記事にするつもりはなかったんですが、今後の旅行者のためにと思っていたら、随分と長い記事になってしまいました。私も旅行する際はネットで調べたりしましたが、国ごとの旅行記をバラバラに調べないといけなかったり、各国のまとまっている情報はなかなかありませんでした。なので、参考になれば幸いです!
先ほども言ったように、ヨーロッパは陸つなぎの大陸なので、旅行するなら車も是非オススメしたいです。自分のペースで旅を出来るというのが最大のメリットですよね。壮大な景色を見ながら、旅をする。最高です。
ただ、日本みたいなパーキングエリア、サービスエリアはヨーロッパにはないです。ガソリンスタンドはもちろん点々とありますので、給油に困ることはありません。ただ、そこにある小さいお店程度です。あとは、たまにレストランなんかもありますが・・・。ここは日本の高速道路のサービスには勝てません。まあでも、そんなところもまた旅の醍醐味、思い出になると思います。
なお、トイレを使う際はチップがいるところが多いので、小銭を常に用意しておくことをお勧めします!
あとは旅行の際は、ホテル予約も忘れずにw
最後になりましたが、皆様の車での旅が良き思い出になりますように。是非、素敵な思い出を!Have a nice trip!
ではでは、アホイ!
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