結局のところ、人間関係は「信頼関係」があるかどうかで決まる



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ハロー!タバタです。

転勤族である私は、幼少期から数えて10回以上の引越しを経験しました。普通の人よりは人生で出会う人の数も多いのではと思っています。また、外国人とも交流する機会が多かったです。そんな私が人間関係、特に異文化や異言語を超えてのコミュニケーションを潤滑に行うために必要だと思うところを書きたいと思います。

 

あなたの人間関係は何ベース?

みなさんにも多くの家族、恋人、友達、知り合いがいると思います。その人らとは、どういう付き合いをされていますか?なぜ、その人たちと交流をするのでしょうか?

いろんな理由があると思います。血が繋がっているから。好きだから。愛しているから。便利だから。得するから。面白いから。楽しいから。嫌だけど、仕方なく。惰性で何となく。昔からの知り合いだから。などなど。

それで良いと思うのです。人間ですから。いろんな形の付き合いがある。これが事実です。でも、例えば新しいコミュニティに属した時(つまり、引越しした時、卒業・入学や、転職・転勤など)、どうやったら良い人間関係を形成することができるのか。これは言うなれば、人生における処世術。

私がこれまでの人生・経験から得た答えは、「信頼関係」が一番大事だと思っています。

 

信頼関係が一番大事だと思う理由

何で信頼関係なんでしょうか。愛じゃないの?いや、愛も大事ですけど、異性だけでなく同性ってこともありますから、それはいったん置いておきますw 信頼があれば、何でも許されると思うんです。信頼しているんだから。じゃないですか?

ヨーロッパでの駐在経験から学んだ

主にヨーロッパ駐在していた時の経験から話しますけれども、まず、現地のスタッフからの最初のイメージって、「親会社から赴任してきた得体の知れないやつ」なんですよね。

なので、まず最初に行わないといけないのが、人間関係をちゃんと形成すること。それを行うためには、「信頼関係を築く」ことが一番大事だと思っています。

海外赴任5年間の経験から学んだ海外生活の心得とススメ!10か条

2018.01.25

一人で仕事は出来ない

なぜかというと、自分一人では仕事は出来ません。現地法人というのは、現地メンバーが中心となって回っています。いくら親会社が日本の会社だろうとも、日本人が全てを回すということは不可能なんです。現地の法律やルールがありますし、そこで働いている多くの従業員は現地の人だからです。

「自分が上」というスタンスで、仕事の依頼や指示をしても何一つうまくいきません。指示であれば仕事もやってくれるし、ボスの決済がいる場合も渋々ハンコもらいに来るでしょう。でも、それって見せかけの関係です。仕事上の付き合いってやつですよね。日本の会社もこのパターン多いでしょうが、信頼関係のない人間関係って、全然面白くないですよね。というか、嫌ですよね。上が嫌われる理由って結局これだと思うんですよ。「信頼」があるかどうか。

お願いする=助けてもらうという意識・姿勢が必要

些細なことですが、人にお願いすることは、助けてもらうということ。これを理解しておく必要があります。ありがとう・助かった、などという言葉を一言かけるだけで、相手が受け取るイメージも変わってきます。

そして、相手を助けることが出来れば、次は自分のことを助けてくれるかも知れない。自分が助けてもらったから、今度は相手を助けてあげよう。それは立派なギブアンドテイクです。これの繰り返しで、信頼関係がどんどん築いていけます。ギブとテイクは必ずイコールではありませんが、言葉をかけることだけでも大事です。もちろん言うまでもありませんが、これを打算的にやってしまうと、信頼など築けませんよw

信頼してもらえると、仕事もスムーズに捗る

結局、「あいつは信頼できる」と思われることが出来れば、全てがうまくいくようになります。これは仕事のケースですが、もちろん仕事で頼られるということは、良いことばかりではありません。自分がやりたくないこと、範疇以外のこともサポートする必要もあるでしょうw でも、そうやって自分が相手を助けるということにより、次何かあった時に、相手も助けてくれる可能性が高くなるのです。そうやって人は、人間関係を築いていくのではないでしょうか。

そして、それはたとえ外国の方であっても、文化や言葉が違っても、「人間=human being」として、共通の部分だと思っています。最初はうまくいかなかったことも、信頼関係をどんどん多くの人と築いていくことで、よりスピード感を持って仕事を進めていけるようになります。お願いした仕事も快くやってくれる、質問してもすぐ答えが返ってくる、色々な情報が耳に入ってくる、つまり、アンテナを張り巡らすことが簡単になる。これが駐在員の一番大事な仕事だと思っています。生産性を上げるためにも、信頼関係は重要なのです!周りの人にも信頼してもらって、仕事も早く終わらせて、家族と過ごす時間も増える。良いことづくめですw 明日からすぐ意識してくださいw

 

信頼を得るには、自分の意見・考えを発信することも大事

信頼してもらうには、自分という人間を知ってもらう必要があります。なので、仕事上の会話だけではなく、仕事以外でのコミュニケーションも重要です。これをいうと、日本のおじさんたちは飲みニケーションだ!と言い始めますが、そうではありません。例えば、朝の挨拶の時に、昨日あったテレビの話をする、サッカーの試合の話をする。通りすがりにあった時に、今度の休みの話をしてみる。ハローで終わらず、How are you doing?と聞いてみる。金曜日の仕事帰りは、グッバイだけでなく、Have a nice weekend!と笑顔で言う。

そういった「仕事に関係ない」会話をすることによって、相手のことを知り、自分のことを知ってもらうのです。知ると言うことの積み重ねが「信頼」なのです。

そして、自分の意見や考えを発信することも非常に重要です。相手の意見を聞くだけでは、「こいつはただのYESマンだ」と思われて終了ですからね。意見を聞かれたら、自分はこう思う!と言う。間違ってても良い、変な奴を思われても良い。意見を言うことで、またこいつの意見を聞いてみようと思われるのです。相談されるということは、信頼されている証だと思うのです。なので、私は人に相談されることが好きなのですw

こういう一つ一つの積み重ねで、信頼関係というものは出来上がっていくと思っています。

そして、その出来上がった信頼関係がベースとなった人間関係は、より強固なものになっていくと信じています。そうやって得た人間関係は崩れにくく、あなたの一生の財産となっていくでしょう。


浅く広くより、深く狭く。深く相手を知り、また同時に自分を知ってもらうことで、信頼関係を形成する。これが人生における人間関係に対して一番重要だと私が思うことです。

あくまで個人的な見解ですが、皆さんはどう思いますか?

ではでは、アホイ!

 




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ABOUTこの記事をかいた人

ハロー!タバタです。 家族とサッカーと麺類をこよなく愛す、アラサー・ヒゲメガネ。愛する妻と1歳の息子と3人暮らし。2018年、5年間のヨーロッパ駐在を終え、日本に帰国予定。幼少期から海外を転々とし、海外生活は合計15年。 海外生活で学んだこと、経験したこと、感じたことを発信していきます。