【海外在住者必見】海外での予防接種は日本と違うのでしっかり勉強すべき【育児】



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どうもどうも、タバタです。

海外生活での育児で苦労している皆様、お疲れ様でございます。タバタ家も例に漏れず、同じく色々と苦労しております。

みなさんが海外で悩まれる一つが、お子様の「予防接種」だと思います。海外と日本では意外とシステムが違うようなので、日本の基準通りにやろうと思うと、苦労しますし、何より自分がしっかり勉強しておく必要があります。

 

#予防接種 無事に終わりました。 #小児科 #遊び場 #おもちゃ

タバタ@そう言うならさん(@taabaataa_)がシェアした投稿 –

 

海外での予防接種に備えて、簡単に記事にまとめました。

 

子供の予防接種は、親が責任を持とう

予防接種って子供ができるまでは、そんなに気にした事がないですよね。でも、子供が生まれたらそうはいきません。

親が責任を持って、子供に予防接種を受けさせる必要があります。

そもそもなんで予防接種が必要なのか? と疑問を持ってる人は、Wikipedia先生を確認しましょう。

予防接種(よぼうせっしゅ、英: vaccination)とは、病気に対する免疫をつけるために抗原物質(ワクチン)を投与(接種)すること。接種により原体の感染による発病、障害、死亡を防いだり和らげたりすることができる。さらに伝染病の抑止に最も効果的で、コストパフォーマンスの高い方法だと考えられている。

日本における予防接種法では、「疾病に対して免疫の効果を得させるため、疾病の予防に有効であることが確認されているワクチンを、人体に注射し、又は接種すること」と定義されている(予防接種法2条1項)。

接種で投与される物質は、生きているが毒性を弱めた状態の病原体(細菌・ウイルス)の場合もあれば、死んだり不活性化された状態の病原体の場合も、タンパク質などの精製物質の場合もある。

WHOによれば現在の世界では、予防接種により200-300万人の死を回避しているとしているという。しかしさらに接種率が向上すれば、加えて150万人の死を回避できるという。

引用元:予防接種 – Wikipedia

 

簡単に言えば、病気に対する免疫をつける、ということですね。注射一本で救える命があるということです。

子供の命を守るのは、親の役目です。絶対に、予防接種はきちんと受けましょう!

 

予防接種について学ぼう

日本にいれば、小児科などで相談すれば日本語で聞く事ができますが、海外となるとそうはいきません。

そこで、このサイトがとても参考になります。

「NPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会」のウェブサイト KNOW★VPD!です。

KNOW-VPD!VPDを知って、子どもを守ろう

正直、このサイトなしでは、やってこれなかったでしょう。本当に助かりました。この場を借りて、お礼を申し上げます。ありがとうございます!

予防接種に関する質問だけでなく、月齢ごとのおすすめのスケジュールもありますので、これを印刷して小児科で毎回見ながら、次の予防接種について先生と話をしました。めちゃめちゃ便利でした!

おすすめの予防接種スケジュールはこちらから

 

予防接種における日本とヨーロッパの違い

タバタの息子は生後3ヶ月で渡欧し、現在1歳3ヶ月になろうとしているところです。

つまり、予防接種の超ラッシュアワーです。まさにこのピークを海外で過ごしたので、大変でしたw

日本の予防接種と大きく違ったところを今後誰かの参考になればと思い、紹介します。

四種混合ワクチン

日本には、四種混合ワクチン(DPT-IPV)がありますね。これは、4つのワクチンを1つの注射で済ませる、という優れものです。

具体的に言うと、ジフテリア+破傷風+百日せき+不活化ポリオの4つです。

ただ、ヨーロッパでは違います。なんとヨーロッパでは、六種混合のワクチンとなっています。

詳しく言うと、Infanrix Hexaと言いますが、先ほどの4つに加えて、ヒブ+B型肝炎が加わった、つまり6つのワクチンを1つの注射で済ませられるという、神のようなワクチンなのです!

これが、どれだけ楽かわかりますか? 日本だったら四種混合、ヒブ、B型肝炎の3本の注射をするところ、1本で済むわけです。3本が1本になる。

革命的ですね。

子供の負担も減るし、親も疲れないし、お医者さんも楽だしで、Win-Win-Winですよ。

 

BCG

これ、いわゆる「ハンコ注射」ってやつですね。まず知らなかったのが、日本では今って1回しか打たないんですね。タバタが小さい時は何回か打ちましたが、今は1回だけらしい・・・。

まあそれは置いといて、日本ではこの9本の針を打ち込むわけですが、ヨーロッパでは普通に1本の注射でした。というか、ハンコ注射なのは日本だけらしい。

え、なんで???

謎です。腕に跡残るし、それなら普通の注射にしたら良いのに。

(なんか大人の事情がありそうですね〜)

しかも、タバタが住んでいたチェコでは任意接種でしたしね。やっぱり国によって、違いますよね。

しかし、1本の注射だけなので、注射後もグジュグジュやかさぶたで苦労せずにすみました。子供のことを考えても、絶対こっちの方が良いですよね〜。

日本もそのうち変わると良いのだけど・・・

しかし、BCGの注射を打つまでは、そんなこと知らなかったので、普通に1本の注射を打たれてビックリしましたよ。海外育児中の方は、予防接種に向けて、予備知識を蓄えておきましょう!

 

麻疹、風疹、水疱瘡、おたふく風邪

これも違いましたね。日本では麻疹、風疹はMRワクチン、そして水疱瘡とおたふくをそれぞれ1本ということで、全部で3本の注射になるかと思います。

ヨーロッパでは、これも1本、もしくは2本の注射で打てます。

  • MMRというワクチンは、麻疹、風疹、おたふくの三種混合ワクチン。
  • MMRVというワクチンは、麻疹、風疹、おたふく、水疱瘡の四種混合ワクチン。

とのことです。

これもまたみんなの負担が助かるワクチンですね。でも、またまた日本では未承認のワクチンなんですって。

ちなみにこれもチェコでは任意でした。

 

まとめ

予防接種は、国によって、ルールが全く異なります。その国のルールがありますので、基本は小児科医の意見に従いましょう。

しかし、定期接種でなく任意接種の場合は、自分から積極的に希望を言っていかないと、何も聞かれないまま終わってしまいます。

なので、先ほどのおすすめ予防接種スケジュールを参考にしながら、あれを受けたい、これを受けたいと強く言っていきましょう。あとは相談して、スケジュールを考えていけば良いです。

とにかく、予防接種は子供の命を守る、大事なことです! 人任せにせずに、親が責任を持って、ちゃんと学んだ上で、積極的に接種をしましょう。

注射をするだけで防げる病気がある。救える命がある。

それを肝に命じておきましょう。


これまでの内容からわかるように、日本はどうやら予防接種においては、後進国のようです。

知らなかったです。というか、日本にいたら知ることもなかったでしょうね。。

色々、事情や課題もあるのでしょうが、子供や親の負担が少しでも減るように、ワクチンの認可等も変わっていくことを願っています。

海外での予防接種に悩まれている方の参考になれば幸いです。

ではでは、アホイ!!




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2 件のコメント

  • 日本のハンコ型のBCGだと、武漢肺炎にいって噂がでてます、あえて日本型なのはユーロのタイプだと効果はないみたい。。。。。。
    効果があるのは古い型と言われる、日本系(TOKYO-172-I型)とソ連系(Russia-I型)
    チェコだと多分パスツール研究所の作った新型に属するやつだけどそそっちだと効果がないっぽいらしい*
    なのでお子さんが日本の学校に通っていて、本当に効果があるということになったら
    日本で自費でうけたほうがいいかもですね、5000円ぐらい……日本で受けていないならもしかしたら無料かもしれません。(自費だったらごめんなさい)
    ただしワクチン接種後27日他のワクチンのっ接種ができなくなるなどの弊害もありますので絶対おすすめというわけでもないんですけどね。

    *ドイツが東がロシア型 西がパスツール型なんですが 東が発症者が少なく西は大量です
    東の方が貧乏なのは事実なので、衛生面では劣ってつまり条件はむしろ悪いはずなんですけどね。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    ハロー!タバタです。 家族とサッカーと麺類をこよなく愛す、アラサー・ヒゲメガネ。愛する妻と1歳の息子と3人暮らし。2018年、5年間のヨーロッパ駐在を終え、日本に帰国予定。幼少期から海外を転々とし、海外生活は合計15年。 海外生活で学んだこと、経験したこと、感じたことを発信していきます。