ハロー!タバタです。
せっかくブログを始めたのだから、たまには個人的かつどこまでも主観的な意見を書いてみようかと思います。
人事評価ってどう思う?
もしあなたが会社員なら、ボーナスや昇給などの面談で、自身の評価を伝えられる経験をしたことがあるでしょう。その時、どういう風に受け取りましたか?もちろん良い評価をもらえれば嬉しいし、モチベーションは上がりますよね。逆に、悪い評価を受けた時、納得できなかったり、やる気がだだ下がりしたりしますよね。会社員あるあるですね。
確かに会社での評価というのは大事だと思います。短期的に見れば、給与や賞与にダイレクトに影響しますし、長期的に見れば自分のキャリアや出世街道にも影響を与えるものですからね。
でもそれで一喜一憂するのも、もしかしたらあまり意味のないことなのかもしれない、そんな風に最近思い始めました。
自分が評価することによって見えてきたこと
海外駐在することによって、私のようなペーペーでも現地法人ではマネージャ職(管理職)をすることになりました。つまり、自分の部下を持ち、彼・彼女らを動かしながら、自分の責任範囲のタスクを遂行していく。
もちろんその中には部下の評価・フィードバックというとても大事な仕事も含まれています。日本では自分が評価される側だけでしたので、こういうことはなかなか気付かなかったけど、自分がする側になってなんとなく見えてきた・感じたことがあります。
結局評価する方も人間だということ
まずは自分の部署のメンバーの評価をやります。そして、会社全体で各部門から集約した上で、それを持ち寄り、評価会議をする。これは日本式のやり方なのか、うちの会社のやり方なのか、わかりませんが。
この評価会議というところで、それぞれの部門の管理職が説明するわけです。私の部下はこんなことをやった!だから良い評価にしてくれ、と。逆もまた然り。みんな自分の部下が可愛いわけですから、良い評価をあげたいですよね。でも全員が良い評価だと、それだけの予算もないので、バランスを考えていくわけです。つまり、絶対評価ではなくて、相対評価なんですよね。
で、何が大事かと言うと、結局インプレッション。その人の印象なんですよね。
各部門の評価案を見たときに、
「あー、確かにあいつは最近頑張ってる」「いやいや、あいつ全然仕事できへんやん、なんでそんな評価ええねん」「あの子可愛いから評価高くてもおk」「あいつ嫌いだから評価したくない」
とか、ちょっと極端な例も書きましたけど、そういう個々人のそれぞれの思いって絶対どこかしらに漏れ出てくると思うんですよね。だから、そんなに仕事してなかったとしても、良い評価もらう人もいるだろうし、頑張っててもイメージだけで損する人もいるんです。
それが良いとか悪いとか言うつもりはなくて。でも、評価ってそうして決まるものなのです。評価されるのも人なら、評価する方も人なんです。
自分の中でブレない軸を持っていれば良い
「評価なんて気にしなくて良い」と言う人もいますけど、今までは「いやいや、気にするでしょ」って思ってたんです。でも、実際に自分が評価する側になって、また評価会議という場を経験することによって、あながちそれも間違いじゃないなって思います。
全てが絶対評価ならそんなことないでしょうけど、組織である以上相対評価をするわけなんで、致し方ない。だからこそ、自分は自分、他人は他人、という考え方も大事かと。
とは言っても、全く気にしない、ってのも無理だし、良くないわけなんですが、かといって評価だけ気にして中身のない人になってもしょうがないですからね。自分にとって大事なことをきちんとわかっていて、それに納得しているなら評価なんて後から付いてくるもの、もしくはオマケみたいなもの、って思えるようになったら、良いかなーと。
まあ、これからの時代、一生同じ会社で働くということも少なくなってくるでしょうし、そういう意味でも会社の評価より、自分の力やスキルをどれだけ伸ばせるかということに重きを置いていったほうが長期スパンではメリットが大きいと思いますけどね。
と言いつつも、この評価を今度自分が部下にフィードバックするのがまた難しいのですw これはまた別の機会に書きたいと思います。
何はともあれ、こういう貴重な経験が出来たことによって得た考えの変化というのは、自分の中では大きな財産ですし、これが海外勤務、駐在の醍醐味かなとも思います。
ではでは、アホイ!
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