「日本で働きたくない」と言われることに日本人は何を思うか



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木曜日って週で一番疲れますよね。タバタです。

皆さんも目にしたかもしれませんが、少し前にこんな記事が出ましたよね。「アジアで一番働きたくない国に日本が選ばれた」という記事です。

There’s bad news for Japan as it seeks the talent it needs to compete in the global economy with an aging, shrinking population.

Japan ranks last among 11 Asian nations for its appeal to highly skilled foreign employees, behind countries including Indonesia, Thailand and Malaysia, according to the 2017 IMD World Talent Ranking released Monday. Worldwide, Japan ranked 51st among 63 nations. Singapore ranked first in Asia, with Hong Kong second.

引用元:Japan ranks dead last in Asia for top foreign talent- The Japan Times

簡単に言えば、

高齢化で人口が減少する日本は、世界で戦えるタレント人材が必要なんだけど、残念なニュースだよ。なぜなら、高度人材にとって、日本という選択肢はアジアの11カ国の中で最下位、世界でも63カ国で51位となってるよ。ちなみにアジアの1位はシンガポールで、2位が香港さ。

ということです。

But the language barrier and rigid business practices are widely seen as obstacles to hiring top foreign talent in Japan.

引用元:Japan ranks dead last in Asia for top foreign talent- The Japan Times

そして、その大きな理由が、言葉の壁厳格なビジネス慣習だと。いやもうその通りだな、と。日本を外から見て思うのです。

こういう記事を目にして、日本の企業は、経営陣は、マネジメントは、サラリーマンは、一体何を思うのでしょうか

 

外国人だけでなく日本人もそう思っている

今日はたまたま現地のコンサルで働く方(というか、公認会計士の方なので、先生と呼ばないと!)が会社に訪問していたので、夜ご飯に一緒に行く機会がありました。

彼は、もともと日本の会社から出向してヨーロッパで働いていたのですが、日本に帰任するのが嫌でこちらの会社で現地採用されて、ヨーロッパに残っているというなかなか面白い方なのです。いつも日本企業の仕事に関する愚痴を言い合える、素敵な関係なのですが、今日はご飯を食べながらそういう話をしました。

私は日本という国が大好きで、自分でもどちらかと言えば右寄りなんじゃないかというくらい、日本が好きなんですが。それでも、日本の会社というのは正直好きではないですね。

自分が辞めずにここまで働けたのは、ヨーロッパに駐在できているからだと思っています。そんな私が日本へ帰国したらどうなるのか・・・今から戦々恐々としていますw

前述した厳格なビジネス慣習という言葉。それにはいろんな意味が含まれていると思います。意味のないビジネスマナー、無駄な仕事、馴れ合い、ごますり、報告のための報告ナドナド・・・、本当にやる必要があるのか?ということが多すぎる。そんなことばっかりやって、遅くまで働いているっていうのだから、どういうことなのか。

経営陣や管理職が会社のことを考えたら、残業なんてしない会社にすべきだと思わないんですかね。私は自分の部門をそういう風にマネージしてますけどね。その方が効率的なのに。そして、スタッフもみんな感謝するのに。

残業ありきの仕事なんて無くなった方が良いに決まっている

2018.01.06

働いた時間なんて意味ないんですよ。結果を出したかどうかです。同じ結果なら、短い時間の方が評価されるべきです。頑張ったから、苦労したから、そんなのクソ食らえです。そんな評価システムなんて、ケツ拭いてトイレに流してやる!!!

労働時間と成果は比例しないということを強く言っておく

2018.01.22

日本の企業、サラリーマンは、残業をしないためにはどうするのか、ということを真剣に考えるべきだと思いますよ。じゃないと、本当にこの先どうなるかわかりませんよ。。。

自分たちの子供世代が大人になった時に、少しでも(心が)豊かな国になっていてほしい。そう思い、毎日自問自答しています。

悩ましいけど、なんとかしたい。そう思いながらも、毎日夜遅くまで働く同僚の日本人を見て、肩をすくめております。

なお、この原文の英語の記事を日本語で読みたい方は、サマリーですがこちらへどうぞ。Bloombergのサイトへ。

 

まあでも、今夜はいろいろ考えさせられたので、良い会食でした。

ではでは、アホイ!

 




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ABOUTこの記事をかいた人

ハロー!タバタです。 家族とサッカーと麺類をこよなく愛す、アラサー・ヒゲメガネ。愛する妻と1歳の息子と3人暮らし。2018年、5年間のヨーロッパ駐在を終え、日本に帰国予定。幼少期から海外を転々とし、海外生活は合計15年。 海外生活で学んだこと、経験したこと、感じたことを発信していきます。