権利を主張するというのは果たして間違っているのか?



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ハロー! タバタです。

久しぶりのブログ更新になってしまいました。

色々とバタバタしておりまして・・・ タバタだけに・・・

あ、しょうもないこと言ってすみません。w

今日はこの間「権利を主張する」ということについて思うことがあったので、そのことについて書きたいと思います。

 

権利ばかり主張するな!という意見について

会社に入ると、結構この言葉ってよく耳にするんですよね。

「権利ばっかり主張している」

「権利を主張する前に義務を果たすべき」

などなど。この意見ってどうなんでしょうね。

まあ大して仕事なんてしてない人が、アレヤコレヤって権利ばかり主張しているのは確かに見苦しいです。

それは一理ある。同意もする。禿同ってやつです。

「いやいや、その前にやることあるやろ・・・ あれやってよ・・・」

って思ったこともたくさんあります。

でも、ちゃんと考えた時に、それはそれで別の話なのではって気がしたんですよね。

 

あくまで会社側の視点ではないか

そう言うのって、会社から見た一方的な視点なんじゃないかなーって思うわけです。

いわゆる、雇用主対従業員の関係ですよね。

でも、ヨーロッパに来て思いましたが、

労働者っていうのは、社会で守られるべき弱者という存在なんですよね。

だからこそ、彼らは法律でギチギチに守られている。

病気になったら休めるし(もちろん有給消化なんてしない)、病欠の間も会社や国からお金が出る(給与が減るので)。

家族が病気になって看病するにしても、正当な権利として休みが取れる。

残業は週何時間までって決められてるし、基本的に残業はしない。

などなど、まあ〜本当に労働者にとっては良い国だなーと思いますよ。

あくまで現地法人では会社側の立場なので、たまにはイラッとしたりもしますがw

でもそれでいいんじゃないかなって。

 

労働者を大事にする=幸福度が上がるかも

日本が結局ダメなのって労働者を大事にしてないからなんじゃないかと思うわけです。

「日本で働きたくない」と言われることに日本人は何を思うか

2018.02.02

「働かせてやってる」

「給料払ってやってる」

そんな上から目線の考えの人が、今の役員・管理職の年代には大半を占めているかもしれません。

 

でも、一方で、従業員の立場になって考えてみると、

「彼らの貴重な時間を使ってもらっている」

「会社に貢献してもらっている」

というような考え方もできるわけです。

そういう考え方が出来ると、また会社や組織も変わってくるんじゃないかなーと。

そして、さらにはそこから、社会や国も変わっていくんじゃないかなーと。

そうすれば、日本の人たちも、幸福度が上がるんじゃないかなー。

人生の満足度・幸福度は何によって決まるか考えてみた

2018.03.14

 

だって、ヨーロッパの人たちって本当幸せそうですよ。

毎日定時で帰って、家族や友人と過ごして、残業は基本しないから、毎日予定入れられる。

(実際予定入れてるし、今日は**があるから〜って帰って行く)

 

「これが人の正しい生き方なんじゃないか」って、

「日本人の人生って何なんだろう」って、

思ったことは一度や二度じゃないですよ。

 

なんかね、ふと冷静に我に帰った時に、本当に悲しくなりますよw

 

もちろん、一方で、日本人はやっぱり仕事できるなーって思うこともありますよ。

でも、無駄なことで時間使ってんなーってことも、もちろんありますけどねw

 

NOと言えない日本人、だからこそ主張は大事だ

権利を主張するって一方でとても良いことだと思うんですよね。

いわゆる日本人のイメージって、

「NOが言えない」

「自分の意見がない」

「周りの意見に流される」

っていうような、ネガティブなものが多いと思うんです。

それを跳ね返すかのような、「権利を主張する」ということ。

こういう言葉が日の目を見るようになってきたってことは、

日本人も変わってきた、ってことなんでしょうね。

だからこそ、今日、ブラック企業なんていう言葉も取り沙汰されているし、

国も社会も企業も変わろうとしているわけです。

だから、「権利を主張する」っていう行為が、一概に悪いことだとは言えないと思います。

いつだって、そういう人々の叫びから、歴史は動いてきたんですからね。

今こそ、日本が、日本人が、変革の時を迎えているのかもしれません。

 

まとめ

結局何が言いたいかっていうと、あくまで一面的な味方をしてはダメだなと。

いろんな角度視点から物事を見て、自分の中で軸となる最適なバランスを探っていく必要があると思います。

それがいわゆる自分の信念なり哲学たるものだし、それが自分を自分たらしめているものだから。

なので、「権利ばかりを主張するな」っていう意見も理解はする。

一方で、「権利を主張するのもまた労働者の権利だ」ということも、言っておきたい。

ましてや、それが法律やルール・規定で守られるべき権利であるのであれば、あなたが躊躇する必要は全くないのである。

文句があるなら、国や会社に言ってもらわないとお門違いなのです。

 

そんなことで比較されたり、評価されたりするっていうんだったら、そんな会社は先が知れてますよ。

この先の激動の時代を生き残っていけるとは到底思いませんね。

 

でも、そういう自ら権利を差し出してしまう人がいるっていうのも結構問題で。

日本人はこのパターンが多いですよね。

だから、権利を主張する人が問題児みたいな空気になっちゃってるんですよね。

そうじゃない。それが正しい時もある。

他の人が、ただ黙っているだけで、それが間違っていることだってあるのです。

だからこそ、一辺倒に「権利ばっか〜」って言い始めるとおかしなことになるのです。

日本の労働者は、自ら首を絞めている。

そして、それは自分だけでなく、周りや友人、家族、いずれは自分の子供たちの首を絞めることになる。

それを認識していますか?

 

それを避けるために、労働者が自ら変わるべきなのです。

それが、今なのです。 今やらなくて、いつやるのか。

時代はもう変わるべき時を迎えています!

【熱弁】働き方改革よりも、まずは人生の生き方・考え方を変えてみよう

2018.02.09

レッツ・チェンジ!

 

ではでは、アホイ!

 




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ABOUTこの記事をかいた人

ハロー!タバタです。 家族とサッカーと麺類をこよなく愛す、アラサー・ヒゲメガネ。愛する妻と1歳の息子と3人暮らし。2018年、5年間のヨーロッパ駐在を終え、日本に帰国予定。幼少期から海外を転々とし、海外生活は合計15年。 海外生活で学んだこと、経験したこと、感じたことを発信していきます。