こんばんわ、タバタです。
この間、また読み応えのある記事を見つけました。
日本にとっては、働き方改革=生き方改革である 人生100年時代に考える、この国のゆくえhttps://t.co/m4T2CS4kQV
— logmi [ログミー] (@logmijp) 2018年2月5日
ログミーは本当に良い記事を書くなあ!といつも読ませてもらっています。
簡単に説明すると、「働き方改革」についてのディスカッションです。働き方改革を自ら進めてきた経営者や政治家が経験をもとに議論をする、という内容です。
こういう記事に出てくる経営者や政治家に、もっとスポットライトが当たるべきだと思うんですが。日本の企業ももっと学んでいくべきです。そういう意味では、ある種のリスペクトを込めて、所感をまとめました。
働き方改革の必要性について
1部の記事から早速刺さる内容があったので、引用させてもらいます。
要は、新しい仕事を受注しても、またそこに沢山人をつぎ込んで、そこでまた一生懸命に仕事をするから、結局は利益が薄い。そして社員もどんどん疲弊してゆく。これじゃあ本当に健全な成長は望めないなということを強く感じました。
引用元:あの大企業は何のために働き方を変えるのか? 改革の旗手たちが語る、あえて困難に挑戦する理由 – logmi.jp
個人的には、大部分の日本の会社の課題はこれに尽きると思っています。なぜかわからないけど、みんな忙しそうなんですよ。一つの仕事を片付けたら、また新しい仕事が来る。それの繰り返し。リソースと業務のボリュームのバランスが取れていない、ということは明らかなんですが、マネジメントはそれを理解していない。もしくは、見ないふりをしている。というより、臭いものに蓋をしているのかな?
つまり、利益が少ない仕事をたくさんこなすことで、利益を出している。そんな状態が慢性化していると思うんです。
これはいわゆる高度経済成長期の働き方なんですよ。当時は、働けば働くほど、会社が成長する。そして、給料も増える。それで良かったんです。でも、これは今の時代には通用しないんですよね。なぜかというと、日本の労働人口が減っていくということは、紛れも無い事実だからです。
だからこそ、「残業をして仕事をこなす」という残業ありきの考え方は、絶対にやめるべきだとタバタは言っているのです。
人生の生き方を変えるということ
そして、2部の記事にも良いことが書かれていますよ。若手の政治家のコメントから引用させてもらいます。
2つ大事なものがあると思っています。1つは、働き方改革というのは会社にとってはそうかもしれませんが、この国にとっては生き方改革であるということ。2つ目は、この人口減少という時代はこれから60〜70年、付き合っていかなきゃいけないわけです。これを暗い時代だと捉えるのは簡単なことなんです。ですが、むしろこの大きな社会変化を逆手に取って、チャンスに変えるんだと。
(中略)
そんななかで、なぜ働き方改革か? というと。やっぱり人口が減る。これが暗い時代だ、となってしまうと、より一層、私たち若い世代は結婚や子育てを諦めてしまいます。
じゃあどう明るくするか? といったときに、社会の働くルールを変えて、人が減るからこそ今までチャンスがなかった人にチャンスがいく。今いる人たちの価値が高まっていく。こういう社会像を示していくことが、「将来安心だ」と。
(中略)
いつまでも子育ては家族の責任って言ってたら、これはもう、子どもは生まれないです。ですから、社会全体っていうことは企業もそうで。
非常に良いことを言っていると思います。というか、これが当たり前の考え方だと思うんですが、なぜこういう考え方が出来る人が少ないのか、甚だ疑問です。
- 人口が減るということは、働き手が少なくなるということ。
- 男性だけでなく、女性も働けるようにしなければならないということ。
- 女性が働くためには、男性も家事や育児に取り組むべきだいうこと。
- そのためには、国・社会・企業が、仕組みや制度を整備する必要があるということ。
- そして、個人は働き方、生き方を変えていかなくてはいけないということ。
今までのやり方が通用する時代は既に終わりを迎えてるんですよ。それなのに、頑張っている、苦労している、たくさん働いている(残業している)、という基軸で評価していたら、社畜しか育ちませんよ。
ちゃんと読んだら面白い記事だった。社畜を増殖する風土、聞いただけで恐ろしい。海外で仕事するようになって無駄なことは嫌いになりました。そんな時間があるなら、家族と過ごしたい。 https://t.co/brQRxSeLVs
— タバタ@そう言うなら (@taabaataa_) 2018年1月31日
そんな会社では、今この瞬間は良くても、10年先は知れていますよね。
そういう段階にもう既に来ているということを、我々自身も認識しなくてはいけません。個人が変わらないと、会社も社会も国も変わりませんよ。周り任せにせずに、まずは自分から変えていきましょう!
「働き方改革」には、「生き方を変える」必要がある!そして、「生き方を変える」ためには、まず「考え方を変える」こと!
残業は「悪」!という考えを持たないと始まらない
最後に、3部の記事からも引用します。
いろんなことをやるなかでいわば働き方改革だけではダメで。やっぱり仕事のやり方そのものをもう1回教える。それをもう1回みんなで共有する。それよって成果が上がるっていうことです。まあ簡単に言っちゃうと働き方改革を一本槍でしていたら生産性は上がらないなっていうのが僕の実感です。
(中略)
人に属している仕事を徹底的に排除していく。またスキルを改めて研修していくっていうことは、よく考えたら、以前からよく言われていたことなんですが。労働時間をある一定内に収めなきゃいけないっていうプレッシャーを1回、ぎゅって与えたときにはじめて「本当に必要だね」ってなるんですね。実はそういったアプローチが本質的な仕事の業務改革っていうところに寄与してきているのかなあと思います。
本当に働き方を変えようと思ったら、ゼロベースで考えるしかないと思うんですよ。今を基準に考えるから、無理が生じるんだと思います。
だって、今はそれだけの仕事をやってしまってるんですからね。でも、本当に必要な仕事以外もやってると思うんですよね。会議はしたら良いと思いますが、本当に必要な人だけでやってますか?情報共有ならメールでしたら良いんですよ。
「残業はしない・させない」という前提に考えた時に、初めて仕事の選別・取捨選択をすると思うんです。本当に必要な仕事はどれなのか?優先順位は?という風にね。
単純に「働き方改革だー!」って号令かけたって、今の管理職が働き方を知らないんだから、そんなの出来ないに決まってる!会社がやらないなら、個人から仕掛けてかないと、どっちにしたって自分にそのうち返って来ますからね。
その残業、本当に必要ですか?社畜やめますか?
最近本当に、仕事や働き方について色々考えます。
色々と考える。仕事のこと、自分のこと、人生のこと。良くも悪くも悩むことで成長する。そんなキッカケを与えてくれる、そしてそれを記録として残しておけるブログは、良いものだねっていう話。
— タバタ@そう言うなら (@taabaataa_) 2018年2月6日
これは、タバタが海外で働いているからなのかどうなのかわかりませんが、そもそも日本にいた時から会社に馴染んでいたとは言い難いので、本質的な部分なのかも知れませんw
よくよく考えると、来年度で入社して10年目になるんですよね。とりあえず日本に帰国して、1年は働くとして、それで節目の10年。
う〜ん、色々考えますね、今後のことを(意味深)
とりあえず1年くらい休みが欲しいんですけど、ダメですかね?w
久しぶりに吠えてスッキリしました。ではでは、アホイ!
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