働き方改革だとか言ってないでまずは何かを変えないと始まらない



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ハロー!タバタです。

久しぶりにネットで良記事を見つけたので、書いていきますよっと。

タバタ好みの働き方改革に関する記事ですw

働き方を変えるのはシンプル

カルビーの会長のインタビュー記事です。

いわゆるプロ経営者という方です。

大企業を渡り歩いていて、この六月からはRIZAPグループの代表になるらしいです。

この記事を読んでまず感じたのは、日本に多い叩き上げのサラリーマン経営者とはやっぱり考え方や価値観が少し違う気がしました。

まずはオフィスから手を付けました。働き方改革と言っても、職場環境が悪ければ社員は十分に働けません。

例えば、四畳半のワンルームで、子どもが4人いて、生き方改革と言っても、そんなのは無理ですよ。だからまずは環境や制度を整えてあげないといけません。

――とはいえ、多くの日本企業はオフィス環境や制度をどうするべきかと、その前段階で議論が止まっている印象を受けます。

 それは複雑に考えすぎるからです。何かを変えれば、何かが変わる。それをいっぺんにあれもこれもと言うんだけど、だからかえってうまくいかないのです。何か1つでも変えれば、それに追いついて物事は変わっていきますよ。

(中略)

――半ば強制的にそういう環境を用意すれば、人は順応していくということですね。

 環境を用意して、制度をちゃんと作ってあげれば、人はそれに合わせるのです。

 そうした環境を提供もせずに、ああでもない、こうでもないと言っていると、最終的に会社の目的をどんどん忘れていくでしょうね。会社なんて簡単なんですよ。世のため、人のためにやっていくのが必要条件。もうけるのが十分条件。これでおしまい。

引用元:社員の働き方を変える実にシンプルな方法 カルビー・松本会長 – ITmedia

 

この考え方はめっちゃ大事ですよね。

日本は色々な人たちの事情論やら何やらで結局改革は進みにくいんですよ。

でもまずは変えてみる。やってみる。ダメならまた戻したら良いやんって。

最初から全てを整えようとするのは良くないですよ。

それだと結局時間もかかるし、目的がぶれちゃう。それをやることが目的になっちゃう。

働き方改革なんて誰もまだわかってないし、正解もないような気がするし、各社で独自の取り組みをしたら面白いのに。

それで話題になったら人が集まるのに。

何だか結局あの会社がこれやってるからうちも、、、みたいな横並びの感じがあまり好きではないですね。

 

一番の悪は残業だ!

後編は残業についても書かれています。

――日本企業が取り組んでいる働き方改革を見ると、その多くは残業規制のための制度作りに注力しすぎている気がします。この点はいかがですか?

 日本の働き方において何が一番悪いかといえば、言うまでもなく残業ですよ。残業手当てという制度がある限り、問題は解消されません。

(中略)

 もらっている給与に対して、残業手当は高いです。あんな悪しき制度を作っているから社員は使うんです。いま残業を月に数十時間している人がいたとして、明日から残業手当を1時間30円にすれば、きっと誰もやらないですよ。

――制度化してしまったがゆえの弊害ということですね。

 ただ一方で、会社にとっては残業手当の金額自体は高くないのです。新しい人を雇うよりも、今いる人にたくさん働いてもらったほうが採算が合うので。まあ、そんなことやってるから、多くの日本企業はうまくいかないんだけどね。

引用元:残業手当はすぐになくしたほうがいい カルビー・松本会長 – ITmedia

 

これはまさにあれですよ、残業ありきで仕事を考えるなってやつですよ。昔書きましたよw

残業ありきの仕事なんて無くなった方が良いに決まっている

2018.01.06

 

会社や管理職が本当に一回すべてリセットして、ゼロベースで考えるくらいの気概がないと、これは進みませんよ。

残業は当たり前という風土が日本には確実に存在してますからね。

一方で、労働者も会社の言いなりにならず、いいように使われないよう、割り切りが必要。

働くために生きているのか?

否。

生きるために働いているのだ。

 

 

大事なのは自分の人生ですよ。

それを忘れちゃいけない!

 

 

おっといけない。熱くなってしまった。

 

いよいよ働き方に関する発言も出てきますよ。

――カルビーのようなメーカーの場合、工場とオフィスとでは働き方が違うので、制度を変える難しさがあるのでは?

 制度を共通化する必要はありません。時間ベースで働くか、成果ベースで働くか、それだけのことです。成果が嫌だったら、工場で働ければいい。そんな当たり前のことを当たり前に説明できないから、くだらない議論になるのです。工場の人たちがバラバラに来たら困るけれど、オフィス勤務の人たちがバラバラに来ても、大して問題ではないです。そもそもオフィスに来なくてもいいと思います。

 だいたい会社に何しに来ているのかと思うわけですよ。こんなところに来て何があるのですか。自宅で仕事すればいいじゃないですか。もちろん誰かに会うために外に出掛けることはあるでしょう。けれども、あんな満員電車に乗って、どうして会社に来る必要があるのでしょう? 会社に来たら毎日帰るときに小判1枚くれるなら僕は来ますけどね。

引用元:残業手当はすぐになくしたほうがいい カルビー・松本会長 – ITmedia

 

この発言が一番刺さりましたね。

これぞプロ経営者だとw

ほんまにね、会社に来ることがありきだと。時間通り出社して、オフィスにいないと働いていないとみなす。

そうじゃないよね、って。

労働時間より成果でしょ。

それは逆に労働者側にもプレッシャーにもなりますよ。

こういう考え方をしている人はどれだけいるのか。

思考停止で働いてたら終わりですよ。

現状維持は破滅への道です。

 

まとめ

最後に私の所感をツイートから。

 

サラリーマンたたき上げの経営者が制度を変えられないのは、自分がその制度で生きてきたからだと思うんですよね。

従来延長線上ではダメだと言っておきながら、制度や環境は従来のまま・・・

いやいや、それじゃあかんでしょ・・・矛盾してる。

なかなか変えられないんでしょうね。

だって、それは自分の経験を否定することにつながりかねないから。

時代の流れは変わっているのにね。

それは否定じゃない、変化ですよ。

時代が変わっているんだから、環境も変わらないと。

 

久しぶりに良い記事を読んで色々と考えさせられました。

ではでは、アホイ!




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ABOUTこの記事をかいた人

ハロー!タバタです。 家族とサッカーと麺類をこよなく愛す、アラサー・ヒゲメガネ。愛する妻と1歳の息子と3人暮らし。2018年、5年間のヨーロッパ駐在を終え、日本に帰国予定。幼少期から海外を転々とし、海外生活は合計15年。 海外生活で学んだこと、経験したこと、感じたことを発信していきます。